忙しい日々の暮らしの中で忘れがちになりますが、
過去を悔んだり、誇ったり
未来を憂いたり、反対に過剰な期待を持っても、
ほとんど意味はありません。
それどころか貴重な命の時間を無駄に過ごしてしまうことになります。
今、この瞬間が大事!
今、この瞬間を大切に生きる。
このことが確信になってきました。
過去に起こったことは何事であっても、もはや幻でしかないんですよね。
出来事の詳細だったり、時系列だったりが自分の記憶の中ですら曖昧になっていることがほとんどです。
出来事そのものにも意味は無い気もします。
何故なら良い思い出か、そうではないのかも、自分の中でコロコロ評価が変わるからです。
今が良ければ、過去はすべて良かった気になりますし、
今が辛ければ、過去のせいでこうなったんだ。
なんて思いがちです。
それに気づいてからは、なるべく今を幸せな気分で生きる様にしています。
今が一番若い時。という考え方がありますが、
今が一番人生の終わりに近いとも言えるんです。
終わり良ければ総て良し。なんです。
そうすると、自然にいろんなものへの感謝の念が湧いてきます。
感謝して毎日が生きられれば、
真に最高の人生です。
そんなのは綺麗ごとに聞こえるかも知れません。
でも、
やっぱり綺麗ごとというのは理想なんです。
折角、生きているのなら
理想を追うのもありな気がします。
そのときも、病的に憑りつかれた様にするのではなく、
ゆるーく、らくーに
やりたいものです。
50代半ばになり
心底そう思います。
私たちの時間は限られています。
今と言う時間を大切にしましょう。