お互いを認め合い、
干渉せず、
それでいて、困ったら助け合う。
そんな優しい世界で生きたい。
と願ってみても、
なかなか難しいものです。
実際には、
体力を使い、
知力を駆使し、
精神をすり減らし、
必死になって毎日を乗り切っているのが現状なのではないでしょうか。
そんな毎日をほとんど休みもなく過ごしても、
手元に残る収入は十数万円なんていう場合も
今や珍しくはないと思います。
勿論お金を稼げることは尊いことですが、
あまりに失うものと得られるもののバランスがおかしいです。
おかしいんですが、長年その環境で過ごしてしまうと
それが普通になってしまう。
そんな毎日を過ごすのがが自分というものだ。という感覚になり、
おかしいと認識できなくなるんですよね。
セルフイメージの切り替え・人生は軽やかなもの
かつての自分は、重たい人生観で生きていました。
○○すべき。△△でなければならない。▢▢せねば。
で生きていました。
苦労自慢、睡眠不足自慢、体力自慢の世界です。
あんなことやっていたら、
究極的には、本来の寿命を迎える前に
命が尽きてしまいます。
危ないところでした。
体感的にはギリギリセーフといった感じです。
今は気づけて良かったですが、
気づかないうちは、
半ば武勇伝の様にそんな自分の人生を語っていた時期すらありました。
私は思考停止した愚か者ですよ。
と、周りに宣言している様なものでした。
数十年過ごした前職での経験を捨てきれない、
所謂、コンコルド効果です。
仕事を変え、考え方や行動が変わる中で、
身も心も開放されていったわけですが、
同時に限界も感じてきました。